落花生のアレンジは風味が残るシンプルな形に♪旬のお豆の活用法も紹介
落花生は、香ばしさや風味が強く、煎ったりゆでたりするだけでおいしいお豆です。アレンジするときも、特別難しいことはせずにシンプルな形で行うとよいでしょう。いつもの炒めものや主食に砕いた落花生を加えるだけで、風味づけになり変化が加わります。家にある調味料でお豆に少し味付けしたり、オリジナルの調味料を手作りするアレンジもおすすめです。この記事では、落花生のさまざまなアレンジ方法をご紹介します。
落花生の基本アレンジ
落花生をアレンジする際には、独特な食感と本来の味を最大限にいかせる方法を選ぶのがポイントです。たとえば、落花生をつかった炊き込みご飯は、豊かな風味を楽しめる定番のアレンジです。つくり方は簡単で、洗った米に生落花生と塩を加え、さらにお好みで白だしや酒を加えて炊飯器で炊くだけで完成します。炊き上がるとお米がほんのりピンク色に染まり、秋らしい食卓を演出します。炊き込みご飯のいいところは、いろいろな具材と合わせやすいことです。鶏肉や根菜、油揚げなどと組み合わせてアレンジするとおいしく仕上がります。もし味がシンプルすぎると感じたら、しょうゆやみりんで調整しましょう。ふっくら炊き上げるには、お米を炊く前に1時間ほど浸水させておくのがおすすめです。
また、落花生を砕いてつかうと、香ばしい風味とカリッとした食感が料理のよいアクセントになります。炒めものに加えると、ぐっと満足度がアップするでしょう。火を通しすぎないように、料理の仕上げに加えるのがいいでしょう。カツやフライに使用するパン粉に砕いた落花生を混ぜてつかえば、衣がよりいっそう香ばしくなります。サラダにトッピングするのも、新鮮な野菜のシャキシャキ感と落花生のカリッとした食感を同時に楽しめるアレンジ法です。カルシウムや良質な脂質も摂れるので、ダイエット中の方にもぴったりです。落花生を砕くときは、包丁で粗く刻むか、ラップに包んだりビニール袋に入れたりして麺棒で叩く方法があります。麺棒で叩くと大きさが不揃いになり、カジュアルな印象に仕上がります。一方、きれいな見た目に仕上げたい場合は、均一な大きさに揃えられる包丁をつかうのがよいでしょう。
さらに、落花生をフードプロセッサーで細かく砕き、少量の味噌またはしょうゆとマヨネーズを加えれば、なめらかなディップソースがつくれます。甘みがほしい場合は、ハチミツや砂糖をプラスしてください。和風・洋風など、合わせる料理に応じてごま油やオリーブオイルを少量加えるのも、風味がさらにアップするアレンジです。ディップソースは、きゅうりやにんじん、パプリカなどのスティック生野菜や、ブロッコリー、カリフラワーなどの温野菜にディップして楽しみます。ゆでた鶏肉や豚しゃぶ肉などにかければ、ヘルシーながら満足感の高い一品に仕上がります。
落花生本来の味を楽しめるシンプルアレンジ
落花生の豊かな風味と香ばしさをいかすには、シンプルにアレンジするのがおすすめです。おかずやおつまみ、スイーツだけでなく、ご飯ものへのちょい足しなど幅広くアレンジできるのが、落花生の魅力です。
おかず系の落花生アレンジ
落花生は、和風や中華風のおかずに活用しやすい食材です。 鶏ひき肉と刻んだ落花生を混ぜてつくる「鶏つくね」は、簡単でおいしいアレンジの代表例といえます。 卵や片栗粉、しょうゆ、塩と混ぜて成形し、フライパンで焼くだけで完成です。オイスターソースやしょうゆ、砂糖で甘辛く味付けすれば、お弁当のおかずにもなります。また、小松菜やほうれん草などの青菜をつかった副菜にも落花生は重宝します。 すり鉢で細かくしたお豆にしょうゆと砂糖でつくったタレを混ぜて、青菜を和えた一品は、彩りも抜群のレシピです。 タレはつくり置きしておくと、すぐにつかえて忙しいときにも活躍します。さらに、落花生を鶏肉や豚肉、お好みの野菜と一緒に炒めるだけでも、香ばしい風味が料理全体に広がり、ご飯が進むボリューム満点のおかずに仕上がります。ゆでた鶏肉に刻んだ落花生、ネギ、ラー油などを混ぜた特製タレをかけたよだれ鶏は、ヘルシーでありながら辛みとコクがあり、やみつきになるおいしさです。
おつまみ系の落花生アレンジ
お酒が好きな方なら、落花生をおつまみにアレンジするのがおすすめです。ビールのお供には、スパイシーな味がよく合います。砕いたお豆をオリーブオイルで炒め、ガーリックパウダーやチリパウダーで味付けしたスパイス系は、手が止まらなくなる味わいです。特別なパウダーがなくても、家にあるカレー粉や一味唐辛子をつかえば簡単にアレンジできます。ワインには、チーズとの組み合わせが抜群です。落花生を砕いてクリームチーズに混ぜ、クラッカーに載せればおしゃれな一品になります。カマンベールチーズに刻んだお豆とハチミツをのせて軽く焼くと、香ばしい風味と濃厚な味わいがワインの風味を引き立ててくれるでしょう。日本酒に合わせるなら、和風のアレンジがぴったりです。落花生をしょうゆとみりんで甘辛く煮絡めた甘辛煮は、日本酒の繊細な味わいと相性がよく、箸が進みます。また、塩ゆで落花生に醤油麹を混ぜるのも簡単なアレンジです。食物繊維が豊富な落花生と発酵食品である醤油麹を合わせることで、腸活にも効果的なのはうれしいポイントです。
スイーツ系の落花生アレンジ
落花生は、お菓子作りにも大活躍する優秀な食材です。 シンプルなクッキーやケーキにつかうと、落花生の香ばしい風味が加わり、特別な味わいのスイーツに仕上がります。細かく砕いた落花生を混ぜて焼くピーナッツクッキーは、サクッとした食感があり、噛むたびにお豆の風味が口のなかに広がります。子どもとも一緒につくりやすい簡単アレンジです。また、バターの代わりにピーナッツバターを生地に練り込んだケーキは、しっとりとした口あたりとほんのりとした甘さで、毎日のおやつにぴったりのスイーツです。ピーナッツバターは、素焼きの落花生に砂糖と油を入れてフードプロセッサーで砕くだけで、家庭でも簡単につくれます。小麦粉ではなくホットケーキミックスをつかうと、生地が膨らみやすくなります。さらに、台湾スイーツの「豆花(トウファ)」にゆでた落花生をトッピングするのもおすすめです。豆乳を寒天で固めたふるふる食感と、やわらかいお豆がマッチし、自然の甘みがやさしいスイーツです。ヘルシーなので、子どもからお年寄りまで食べやすいスイーツといえるでしょう。
ご飯ものになる落花生アレンジ
落花生をご飯ものに取り入れると、主食の食べ応えがアップします。 たとえば、刻んだ落花生をガパオライスのバジルペーストに加えたり、焼きそばで少量のナンプラーと一緒に炒めたりすると、東南アジア風の味を楽しめます。野菜カレーやチキンカレーにピーナッツバターを入れるとまろやかになり、新しい味わいを楽しめるアレンジです。
炊き込みご飯にするなら、栄養価の高い落花生とひじきの炊き込みご飯がおすすめです。ひじきは鉄分やカルシウムが豊富に含まれており、貧血予防や骨の健康維持に貢献します。 一方、落花生には抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれており、免疫機能の向上が期待できます。また、もち米をつかったおこわは、蒸し上げたときの香ばしい香りが食欲をそそるアレンジです。落花生のホクホク食感と米のモチモチ感を同時に楽しめるため、特別な日の食事に出すのもよいでしょう。
旬の落花生の大量消費アレンジ法
旬の落花生は、生でおいしく食べられる期間が短いのが特徴です。そんなときは調味料にアレンジすると大量消費でき、冷蔵庫で保存して日々の料理に手軽に活用できます。無添加にできるのも、手作りならではのうれしいポイントです。定番は、茨城県の郷土料理でもある落花生味噌です。甘めの味噌と香ばしいお豆が絶妙にマッチした万能調味料で、 炒めた落花生をすりつぶして味噌やしょうゆ、みりん、酒を混ぜて炒めるだけの簡単アレンジです。ご飯のお供はもちろん、豆腐にのせたり野菜スティックのディップにしたりと使い道が豊富です。刻んだネギを加えたネギ味噌や、なすの上にのせて焼くアレンジも白いご飯がますます進みます。また、豚ひき肉を加えて肉味噌にするのもおすすめです。好みで豆板醤を加えてピリ辛にしたり、ごま油を加えたりすると風味が増します。麺類の上にかける、レタスに巻いて食べるなど、食べ方も豊富です。密閉容器に保存しておけば、忙しいときに頼れる調味料として大活躍してくれるでしょう。
さらに、中華料理が好きな方におすすめしたい落花生の調味料が、「ラージャオジャン」という自家製のラー油です。まず、油にねぎやしょうが、花椒、八角などを入れて香味油をつくります。刻んだ落花生と唐辛子やしょうが、にんにく、ごまなどを混ぜ合わせ、そこに香味油を加えます。最後に塩や砂糖、鶏がらスープなどで味を調整すれば完成です。ご飯にのせて食べるだけでなく、餃子のタレや麻婆豆腐の隠し味、中華風の炒めものに足すと本格的な味わいになります。辛さと香ばしさが絶妙にマッチし、食欲をそそる一品になるので、自宅でもお店の味を再現したいという方にぴったりです。
お豆のピープルの素煎り落花生
お豆のピープルでは素煎りの落花生を販売しており、秋は新豆を使用した旬の味を楽しめます。千葉県の広大な畑で育てられた落花生を、職人がひとつずつ手作業で丁寧に焙煎しています。電気焙煎という全国的にも珍しい手法で焙煎を行っており、お豆の水分量がほどよく残ったふっくらとした仕上がりになるのが最大の特徴です。カリッとした食感とのバランスを保つためには、焙煎時間や温度を調整できる熟練した技術が必要になります。当店では、経験豊富な職人の力により、良質でおいしいお豆の提供を実現できています。
まとめ
落花生はカリッとした食感をいかし、お豆の本来の風味を感じられるアレンジをするのがおすすめです。砕いた落花生は、炒めものやスイーツレシピに加えることで、香ばしさがさらに引き立ちます。また、主食に加えることでボリュームアップにもなるでしょう。旬の時期には、調味料にして保存しておくと多彩なレシピに活用できます。さまざまなアレンジに挑戦して、落花生の魅力を存分に味わいましょう。

